中流~超高級ホテル地区

タイの首都バンコクは、お財布の中身にかかわらず、旅人が自分スタイルの旅を満喫することができる街です。バックパッカーも、旅行社主催のツアー客も、そして超セレブなVIPも、すべてを受け入れ、すべてを満足させてしまう街、それがバンコクなのかもしれません。

以下の地域は、バックパッカー向きではありませんが、地の利もよく、比較的安心して宿泊できる地域と、超高級エリアです。

◆国立競技場~ジム・トンプソンの家周辺
*観光スポット
・ジム・トンプソンの家
・ワールド・トレード・センター
・プラトゥー・ナームマーケット
日本からのツアー客がよく利用するレベルの中級ホテルや手ごろなゲスト・ハウスが集まっています。近くには「東急デパート」や「そごう」といったデパートもあり、比較的安心して宿泊できるエリアではないでしょうか。

◆チャオプラヤー川~シーロム・ロード、スリウォン・ロード、シー・プラヤ・ロード周辺
*観光スポット
・G.P.O.(中央郵便局)
・国際電話局
「超」がつく高級ホテルが集中しているエリアです。バンコクは、お金があってもなくてもそれなりの旅ができる街ですが、バンコクで「超」高級ホテルレベルに位置づけられるホテルは世界でもトップといっていいでしょう。もはや・・・別世界といった趣です。絵画のなかに入ったような・・・古代王朝にタイムストリップしたような・・・たまには?夢の世界を旅してみるのもいいかもしれません・・・。
  


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ホテル カオサン・ロード周辺

バックパッカー用の安宿からツアー客向けの中~上級ホテル、さらにVIP向け超高級ホテルまでがそろい、自分の旅の目的とお財布と相談しながら、自分ならではの旅のスタイルを組み立てられるのが、タイ、バンコクでの旅の魅力です。

格安の宿探しは、バックパッカーたちにとって必須であると同時に、それこそが旅の楽しさかもしれませんね。タイのバンコクには、お金は・・・ないけど旅を楽しもうとする意欲に溢れる人たちにとって嬉しい宿がたくさんあります。ご自身の足で歩き、肌にあった土地に宿を求めてみるのも楽しいかもしれません。

◆カオサン・ロード~ワット・チャナ・ソンクラーム周辺
*観光スポット・・・ラタナコーシン島(王宮周辺)
・王宮
・ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
・ワット・ポー
・バンコク国立博物館
・バンランプー・マーケット

チャオプラヤー川の西側、王宮やワット・ポーといった観光スポットにも近い便利な地区、カオサン・ロード周辺は、格安の宿、格安航空券を扱う旅行代理店が集中することで有名なエリアです。ゲスト・ハウスが100軒以上ありますから、たとえ深夜の到着でもまず宿にあぶれるということはないでしょう。ただし、この周辺はあまり・・・かなり・・・治安がよろしくないので、できるならカオサン・ロードから少し離れたあたりで宿を探したほうがいいかもしれません。
ワット・チャナ・ソンクラーム近くのゲスト・ハウスで、泥棒に入られたという話も聞きます。
  


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買物

旅の楽しみのひとつに買物があります。バンコクのサイアム・スクエア周辺では、たくさんの店がありますし、出店も並んでいます。見て歩くだけでもとても楽しい時間をすごすことができます。タイの商品は、ショッピングセンターや有名デパートを除くと、定価販売されているものはほとんどないと考えていいでしょう。値段は、客との交渉で決まります。それがタイのショッピングの楽しみともいえるのですが、同じ商品であっても売られている場所や売り手によって倍以上も値段が異なることがあります。ぱっと見ての衝動買いは、後悔のもとです。似たような店を数軒チェックしたうえで、なおかつ値段交渉をしてみるべきです。あとはあなたの腕次第です。売り手のコミュニケーションを楽しむくらいの余裕をもって交渉に臨んでくださいね。

タイで有名なのは、タイ特産のシルク製品です。バンコクでは、既製品だけでなくオーダーメイドのシルク製品を購入することもできます。

そのほか、皮製品も種類が豊富です。ただし、手工芸品についてはバンコク市内よりも、タイ北部のほうが質の良いものが手に入ります。また、ワニ皮やヘビ皮の場合は、ワシントン条約で規制されているものもありますから、規制の対象でないかをきちんと確認してから購入すべきです。

手軽なお土産としては、カレーパウダーやタイカレーの素などはいかがでしょう。レッドカレー、イエローカレー、グリーンカレー、パネーンカレーといったタイでお馴染みの4つの辛さをセットにしたものが人気です。日本に帰国してから、お好きな具材を入れて本格的な味を楽しめます。バンコクでの楽しい日々が蘇ってきますよ。
  


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マナーとチップ

バンコクに限ったことではありませんが、外国に行ったら、その国、その都市の習慣やマナーに従うべきです。郷に入ったら郷に従え! ですね。

バンコクでは、国王の写真や国旗にも敬意をもって接することが大切です。また、僧侶に対しても同様です。むやみにカメラを向けることは不謹慎です。また女性から話かけたりするのは絶対にいけません。お布施の際にも、僧侶が直接現金に触れなくてもいいようにする配慮が必要です。

喫煙は、公共の施設では全面禁煙です。違反者には高額の罰金が科されることになります。

飲酒は、たとえば、入安居など、仏教上、アルコール類の販売が禁止されている日がありますので注意が必要です。タイの祝祭日のなかには、年によって変動するもののあります。祝祭日が土日と重なった場合は、翌日が振り替え休日となります。

チップは、観光地を除いて露骨に要求されることはないと思いますが、相手はチップを期待していることが多いのが現実です。
一応の目安ですが、マッサージを受けたら、2時間程度で100バーツ程度のチップです。タクシーでは、メーターの端数を切り上げてチップとするのがスマートな方法です。レストランでは、サービス料としてあらかじめ10パーセントがチャージされている場合が多いですが、そうでない場合は、人数に応じてチップを払います。総額20~50バーツほど置いておけば大丈夫です。食堂や屋台では、チップは不要です。ホテルでは、ポーターに20~50バーツです。
  


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